社会の発展に貢献したい
当社は1963年に姫路市大津区平松に私の祖父が創業いたしました。当時は土木事業、電気工事事業、鉄骨製造事業の3事業を展開しておりましたが、やがて父が切り盛りしていた鉄骨製造専業となり、Rグレード、Mグレードと格上げしながら、地元・姫路地域を中心に数多くの実績を築いてまいりました。
2018年にはそれらの実績、技術レベルを評価していただき、「国土交通大臣認定Hグレード」を取得。創業当初よりお取引する地元姫路地域の有力企業をはじめ、大手ゼネコンや鋼材流通商社、さまざまなお客様からご愛顧をいただき、関西地区の主要な建築プロジェクトへの参画を通して、地域社会に貢献しています。
私は2009年に代表取締役に就任。前職の大手ゼネコンで培った経験を活用し、設計段階から現場の建方を想定した施工計画を立案。現在では、設計から工場製作、搬入、現場建方管理まで一貫して行う体制を構築し、鋼構造物の特性に応じたベストソリューションをご提案できることを強みとしております。
近年、より大型化、高精度になりつつある鉄骨に適した設備や社員の技術力向上が一層必要となっております。これらに対応するため、2022年2月に姫路市大津区勘兵衛町に工場を新設・移転。第1工場・第2工場と2ヶ所に分散していた旧工場を一つに集約・統合し、作業効率・作業環境の飛躍的な改善を推し進めています。
経営環境も目まぐるしく変化する時代ですが、ありがたいことに2023年には、創業60年を迎えることとなりました。60年を振り返りますと、いつの時も、時代の変化やニーズの変化に対応していくことを積み重ねてきた歴史でした。社会の急速な変化とともに拡がるニーズにお応えできる様、さまざまな最新技術を導入し、地域社会に必要とされる企業となれるよう、取り組んでまいりました。これからの平松工業に必要なのは、社員全員で取組む「組織としての技術力」であると思います。お客様から「平松工業だからできるはず」と期待される品質を守るために、当社では『人材』を『人財』ととらえ、資格取得など個人のスキルアップ支援をベースに、会社全体での技術・品質レベルの向上に努めてまいります。
これからも「地域社会の発展に貢献したい」という強い思いを胸に、培った実績を生かし、より信頼される企業となるよう社員一丸となって努力してまいりますので、よろしくお願い致します。
創業
会社設立(1月22日)
鉄骨制作工場 大臣認定Rグレード認定取得
鉄骨制作工場 大臣認定Mグレード認定取得
柱大組立溶接ロボット導入・稼働
本社工場を増設(一次加工棟)
柱大組立溶接ロボット増設し2アーク化
AW検定協議会 工場溶接 資格取得(以降、継続)
鉄骨専用CADをREAL4にアップデート
ストックヤード(北ヤード)取得
柱加工専用工場の第二工場・南ヤード開設
コア溶接ロボット導入・稼働
北ヤード敷地内に社員寮を建設
複合ラインWS-1000ほか導入・稼働(製品の大型化へ対応開始)
外国人実習生の受入れを開始
鉄骨製作工場 大臣認定Hグレード認定取得
開先加工機MHV-1050増設・稼働(製品の大型化へ対応完了)
自動ケガキロボット 梁ロボ導入
会社設立50周年
オートボーラーABP-616S導入・稼働
太陽光発電を開始
柱大組立溶接ロボット(2アーク) 更新(柱製品の大型化に対応)
プレート開先加工機 更新
外国人エンジニアの採用を開始
新工場・新事務所(勘兵衛工場)を建設。メイン機能を移転
同工場にてHグレード認定を更新
安心される鉄骨製品の供給を行い、
ものづくりを通して、
地域社会に貢献する企業で在り続ける。
自主性と創造力のある社員の育成に努め、
社員が自分の仕事と製品に
誇りの持てる企業で在り続ける。
失敗を恐れない社風づくりを行い、
慎重かつ大胆な挑戦を尊ぶ。