鉄骨作図専用CAD「REAL4」を使用して、ゼネコンや設計事務所などからもらった設計図をもとに、当社用の施工図を作成する設計グループに所属しています。私はまだ経験が少なく設計はできないので、先輩達の補佐が主な仕事です。指示を受け、「REAL4」で鉄骨につける天井下地などの入力を行っています。

専門学校で学んだCADは2次元の平面的なCADをレンダリングで3Dに変換します。しかし、仕事で使うのは3D CADの「REAL4」。立体図面に部材の情報を入力しながら作り上げていく、操作方法を一から教えてもらい覚えている最中です。最初に正しく設定しなければ、不具合が出ることに悪戦苦闘（笑）。入社当時は不安が大きかったですが、上司や先輩からアドバイスを頂きながら、日々成長を実感しています。

鉄骨関連の部材は似たようなサイズや型番が多いため、資材の発注ミスには注意を払っています。また図面上で間違いがあると、製造現場に無駄な労力とコストをかけてしまいますから、見直しがとても大切です。実は一度、違う種類のボルトを発注するミスをおかしてしまいました。上司の十川さんに報告をしたところ、「別の工事で使えるかもしれないので在庫として保管、すぐに正しいものを発注するように」とミスへの対応を指示してもらいました。以降、ミスや見落としがないかの確認を徹底し、自覚をもって作業に取り組むようにしています。

製造担当の工場の人たちは部署が違っても話やすく、設計と工場が連携を取りながら、ワンチームとして業務に取り組んでいます。工場の人たちが忙しくないタイミングを見計らって、話を聞いてもらうなど、自分からも積極的にコミュニケーションをとるように努めています。

まだ小さな箇所でのミスをしてしまうこともあり、まずミスをなくすこと。そうして少しずつ知識と実績を積み、自分にできる領域を増やしていきたいです。
あとは専門学校時代に取得済のCAD2級や建築施工管理技士の資格に加え、超音波検査士の資格をめざしています。指定資格を取り、経験を積むことで挑戦できる鉄骨関連の資格取得を目標にしています。

姫路の「梶原鉄工所」の新工場建設で、倉庫と警備室を担当させてもらいました。基本図面に対する追加や変更を行い、生産管理部の最終工程である材料の発注まで携わりました。でき上がった建物を見ると、やったなぁ！と感慨深かったです。

わからないことはどんどん質問できる人。仕事や課題解決に意欲を持っていてくれているのだとプラスの印象を持ちますし、一緒に仕事がしやすいと思います。聞かなければ前に進まないことも多々ありますから、自主的に動ける人に入社してもらいたいです。

祝日・週休2日制（土日休み）ですし、鉄工業界としてはお休みが多いと思います。週末の休日の過ごし方はいろいろですが、映画を見ることが多いです。最近では「樹海村」がおもしろかったですね。ホラー映画が好きなんです（笑）。