仕事の面白さ・やりがいについて
伊藤
家族や友人が利用するような、身近で大きな建造物の建築に携われることです。施工データの入力など、自分が携わった物件が実際に建物として完成し、地元で活用されているのを見ることが一番、やりがいを感じますね。
森
4月で入社をして一年になりますが、その間、随分多くのことを学びました。例えば、CADでも専門学校で習ってきたものとは全く仕様が異なるため、一から覚えていかなければならなかったのですが、かなり上達したと実感しています。図面を見ても、どの部材がどの位置についているのかさえ、わからなかった寸法検査でも、先輩に教えてもらい、理解できるようになりました。今でもまだわからないこと、覚えなければいけないことは山ほどありますが、以前に比べると、自分一人でできることがかなり増えたと思います。
サン
私は図面を書くことが好きなので、自分の書いた図面が実際にカタチになったときの喜びが大きいですね。周りのみなさんに教えてもらいながら、少しずつ自分でできるようになりました。
菅原
溶接担当としてはやはりきれいに溶接できたとき、一番やりがいを感じられます。複雑な曲線や分岐を持つ製品を形にしていく、難しいニーズに高品質な技術で応えられることが平松の強みであり、もっと高度な技術を修得したいと思います。
小井住
柱を大組みした後、仕上げの工程へ、うまく回せたときは嬉しいです。大組の工程であたふたすると後の工程が止まってしまいますから、いかに思い通りにスムーズに作業を進めるかを考え、段取りを工夫することにやりがいを感じています。
坂本
みんな意識が高くて素晴らしいですね。私は穴あけや切断など、一時加工を担当していたときは、スムーズに次に流れたときに達成感がありました。一番やりがいを感じたのは、初めて賞与がでたときですね。額面を見て、入社して本当良かったと思いました(笑)。
印象に残っている仕事
サン
入社した当時は日本語もうまく話せませんでしたし、文化や習慣のみならず、建物を建てる考えにも違いがあり、とまどいました。わからないことや迷うことばかりでしたが、上司や先輩、同僚が面倒見の良い人ばかりで、誰もが垣根なく接してくれ、助かりました。
小井住
入社時に比べて、日本語での会話が随分うまくなりましたね。
サン
昨年12月、日本語検定に合格したんですよ!
坂本
おめでとう!播州弁はマスターしましたか?
サン
「なにしとん?」の「とん」は未だ理解できません(笑)。播州弁というよりは関西弁が難しいです。標準語を勉強してきたので「だめ」を「あかん」というのはわからなかったです(笑)。言葉の壁を乗り越えて、仕事ができているのは、周りの皆さんのおかげです。はじめて担当した物件でも、先輩からいろいろ助けていただいて、無事建てることができたことは忘れられません。
伊藤
私も最初に担当した工事のことをよく覚えています。CADを使い始めてまだ一年経っていない状況で、ミスも多かったのですが、先輩に教えてもらいながら完成しました。現場に行き、自分が図面を書いたものが建っている姿を見たときは、とても感動しました。
森
私も最初に担当をした物件が一番印象に残っています。専務と二人で携わった、たつの市の物件です。何もできない、わからないなか、CADの難しさを毎日、痛感して仕事をしていました。大変だったからこそ、無事終わったときの感動も大きいです。
菅原
広畑バイオマス発電所の仕事は、自分一人で初めてできるようになって最初に手掛けた、大型物件の溶接でしたから、印象に残っています。
小井住
初めてラックの組み立てを担当したときに、振りを間違えてしまい、トラックにドンと積まれたモノが現場から工場へ返ってきました。間違えると即、返ってくるということを目のあたりにした経験でした。この消し去りたい記憶をしっかり頭に焼き付け(笑)、決して間違えないよう、注意を重ねて仕事をしています。
坂本
みなさん熱意を持って仕事をされていますね。私が入社した当時は、怒られた思い出しかない(笑)。人によって教え方は違うので、どうしてもギャップが生じてしまいます。上司たちの板挟みとなり、顔色をうかがいながら仕事をしていた時期もありました。これは褒められたことではないので、現在は職場環境改善担当として、業務や指導の均一化に取り組んでいます。
初めてもらった、お給料の思い出
坂本
初めてもらった給料の明細を見て、社会保険に入っている安心感にホッとし、前の職場より高い手取り額に小躍りしました(笑)。
小井住
はじめは現金支給だったので、母に見せて、2人で喜びました。今は銀行振込になったので、少々味気ないですね。
サン
自分の生活に必要なお金だけとり、残りは全て母国にいる親に送金をしました。「今まで育ててくれてありがとう」のメッセージを添えました。
全員
すばらしい!
サン
ミャンマーの習慣で、子どもは最初にもらった給料は親に渡すんですよ。
伊藤
私はサンさんと逆の親の立場になります。シングルマザーなので、子供といっしょに初給料でプチ贅沢なご飯を食べにいきました。今もボーナス時には特別な外食にでかけるため、子どもも楽しみにしています。
森
社会人として初のお給料ゆえ、ドキドキしました。学生時代のアルバイトではいくら頑張っても1桁止まりでしたから、銀行口座に2桁の金額が入っていて、びっくりしました。
坂本
初給料は、何に使ったの?
森
親に食事をごちそうしました。
坂本
親孝行やなぁ(笑)。
菅原
僕は気づいたときには、なくなっていました。
全員
爆笑