実は私、CADが苦手でした!
建築系高校出身で、先生に女性でも活躍できる仕事としてCADオペレーターを推薦される。CADが苦手だったこともあり悩むものの、平松工業の面接で社長から「一からがんばってみよう」と励ましを受け、CADのガイドブックやDVDを貸し出しまでしてもらったことに感激し、2019年に入社。同じ部署に所属する伊藤は実姉。姉が転職を検討していると聞き、働き方や条件のいい平松に勧誘
学校で学んだ汎用CADは、一本ずつ線を引いて作図する作業が大変でした。しかし鉄骨専用3DCAD「REAL4」は操作がシンプル。コマンドがたくさんあり、覚えるのは大変ですが、入力自体はすごく楽だったので、「こんな便利なソフトがあるのか!」と、CADのイメージが大きく変わりました。現在、「REAL4」の入力と、先輩の指示のもと、「REAL4」以外のソフトも駆使して、工場が製造加工するラインの修正を担当しています。自分が作った図面をもとに、工場が製品へと仕上げていくことから責任は重大。先輩の指導を受けながら、仕事の面白みは十分に感じています。
「わからないことを正直に聞くこと」を心がけていました。不明点が出てくるたびに、先輩に確認すると、どんなにお忙しいときでも丁寧にやさしく指導してくださいます。鉄骨のこと、工場でどのように加工されているのかを細かく教えてもらうなど、上司とのコミュニケーションも良好です。上司が鉄骨のような頑固な人だったらどうしよう…と不安に思っていましたが、真逆のあたたかい木のような方で(笑)、安心して新しいことにも挑戦し、できる技術を増やしていきました。
経験を重ねることによって、できなかったことが少しずつできるようになると嬉しさを感じます。例えば、忙しい先輩に代わってお客様に提出する書類作成に挑戦。こなせるようになり、自身の担当に割り振ってもらうなど、だんだん任される仕事が多くなるにつれ、モチベーションも高くなります。
私自身、先輩に技術を学びながら、下の人達への指導も行っています。「とにかくわからなければ何でもいいから聞いてね」という雰囲気づくりを心掛けて(笑)、自分がわかることは何でも教えます。「REAL4」は入力コマンドを選択すれば作業は進んでいくので、不安に思わなくて大丈夫だと思います。
現在、部下として専門学校を卒業した人と、全く未経験の私の姉が同じ部署で働いています。私も学校では木造建築を主に学んでいましたので、鉄骨に関する知識は一からの勉強。皆で一緒にスキルを磨いています。
基本は8時から17時、繁忙時でも2時間の延長のみ可能で、19時以降は残業はできません。私や下の人たちは、だいたい定時の17時で業務を終え、帰路につきます。
現在、女性社員は4人だけですが、仕事に男女の区別はなく、何一つ不自由もありません。工場や事務所が昨年、新しくなり、清潔で広くなって、快適さもアップ。きれいな職場はテンションも上がります。女子専用の更衣室もできたので、とてもうれしいです。
入力漏れや発注漏れなどのミスをしてしまうこともあるので、まずはミスを確実になくすことをめざしています。そして先輩のように一人で、全てをこなせるようになりたいです。
一昨年に携わった、たつの市の「クミアイ化学工業株式会社の工場」です。初めて手掛けた大規模物件で、特に普段使わないコマンドを駆使しなければならないホイスト・クレーンの入力が困難を極めました。大変な経験だったこともあり、昨年無事竣工して以降、前を通るたびに達成感を得ています。自分がやったことがカタチとして残るということはうれしく、それは平松の社員みんなが感じていることと思います。
建築のことは全く知らなくても大丈夫なので、コミュニケーション能力の高い人がいいと思います。
私は結婚をしているのですが、夫との共通の趣味のゲームを楽しむため、ゲームセンター通いに時間を費やしています。なかでもクレーンゲームが大好きで、あと何ミリ奥を攻めれば取れるとか、角を持てば、きれいに真っすぐ抜けるだろうとか考えるクセが、もしかすると設計の仕事でも活かされているのかもしれません(笑)。
やりがいのある仕事なので、ぜひいっしょに頑張っていきましょう。